ポイント

【重要】これから会社を作る方へ(必読) 行政書士として定款作成の実績5000件の結論!「とりあえず」で定款を作ると、後で3万円損する可能性が高いです!

建設業・不動産・古物商など、将来「許認可」が必要な方は、登記する前に必ずこの「7つの鉄則」を確認してください。

▶ 【保存版】許認可で失敗しない会社設立・定款作成の「注意点」完全ガイド

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【保存版】会社設立・定款作成の「注意点」完全ガイド|許認可で失敗しない5000件の業種別戦略

会社設立は「ゴール」ではなく、許認可への「スタート」である 「会社登記が完了しました!これで事業が始められます!」 ……本当にそうでしょうか? 建設業、不動産、運送業、リサイクル業。 行政の「許認可」 ...

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行政書士 小野馨
こんにちは!

電子定款5000件の実績!専門の行政書士の小野馨です。

今回は「電子定款」についてわかりやすく解説します!

これから会社を作ろうとしているあなたが電子定款について調べていると、読み方がわからなかったり、自分で作成する方法や流れが複雑そうに見えたりして不安になることもありますよね。

「電子定款にすれば4万円安くなるって聞いたけど、本当に自分ひとりでできるのかな?」「専用の機器が必要らしいけど、結局高くつくんじゃない?」そんな疑問を持つのは当然のことです。

電子定款を利用すれば紙の定款に必要な印紙代4万円を節約できますが、導入には電子署名や専用機器の準備が必要であり、見落としがちなデメリットや注意点も確かに存在します。

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特に合同会社の設立や、法務局への登記申請まで自分で行おうとしている場合、手間とコストを天秤にかけて「行政書士に依頼すべきか、自分でやるべきか」迷うことも多いでしょう。

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この記事では、行政書士として数多くの設立実務に携わってきた私が、電子定款の仕組みから具体的な作成手順、そしてプロに頼むかどうかの判断基準までを、専門用語を噛み砕いてわかりやすく解説します。

読み終える頃には、あなたが取るべき最善の選択肢が見えているはずですよ。

  • 紙の定款と電子定款の違い、およびなぜ4万円ものコスト削減効果が生まれるのか
  • 電子定款を自分で作成するために揃えなければならない具体的な機器とソフトの準備リスト
  • 公証役場での認証手続きから法務局への提出まで、時系列に沿った具体的な作業フロー
  • 専門家に依頼する場合と自力で行う場合の「費用対効果」と「手間のバランス」の徹底比較

2024/2/21

【重要】プロが教える電子定款認証の手順と認証に持っていく7つの物

プロが教える定款認証の手順と認証に持っていく7つの物 定款は、法務局の申請書類にもなっており、公証役場という役所で公証人の認証を受けて初めて効力を生じます。 定款は紙で作成する従来の方式のほか、電磁的記録(データ)として作成することもできます。これが「電子定款」です。 合同会社の定款は、定款をPDFにして電子署名すれば完成しますが、株式会社の電子定款は、公証人の認証を受けてはじめて効力が発生します! これからその認証手続きをわかり易く解説します。このとおりにすれば行政書士などの専門家に依頼しなくても公証人 ...

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2023/12/11

【全国対応】業界最安級4400円の電子定款認証代行サービス

電子定款なら会社設立が最大3.5万円もお得! ★絶対お得なお知らせ★ 重要ポイント 会社設立は、ご自身でされるより必ず安くなります!10分だけ貴重なお時間を下さい! 法律が改正され、令和4年1月1日より公証役場の認証手数料が一部安くなります。 ココがおすすめ 幸先の良い会社のスタートを切るためにもこの電子定款をお使いくださいね! おしゃれな電子署名がついた日本一のモデル定款の雛形※ご利益在ります!お気軽にご利用ください! 行政書士 小野馨 はじめまして 行政書士の小野と申します。 平成17年の開業から50 ...

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2025/12/6

特定商取引法に基づく表示

事務所代表からのご挨拶 平成17年2月に開業以来、1000件を超える行政書士業務を行ってきました。 ともに歩んでいけるお客様からのご依頼をお待ちしております。末永いお付き合いを宜しくお願いします。 経験・実績 こんな方におすすめ 運送業許可・車の名義変更・車庫証明業務(500件以上) 株式会社・合同会社の設立及び電子定款認証業務(2000件以上) 建設業許可・風俗営業許可・運送事業許可・古物営業許可その他許認可業務(1000件以上) 資金調達・公庫融資申請サポート(100件以上) 金融商品取引業登録サポー ...

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2023/11/21

サイトマップ

1番わかる電子定款の教科書 会社設立・法人化 マイクロ法人の会社設立は損?会社員の社会保険料と副業バレの正解 定款の収入印紙の貼り方と消印ガイド|購入場所や貼付位置を解説 建設業許可の定款作成で失敗しない会社設立戦略 【保存版】会社設立・定款作成の「注意点」完全ガイド|許認可で失敗しない5000件の業種別戦略 格安のバーチャルオフィスで登記するデメリット7選!法人口座と許認可の罠 マイクロ法人でサラリーマン副業バレるを回避!役員報酬ゼロの戦略 マイクロ法人とは?最強の節税・社会保険スキームを徹底解説 マイ ...

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2023/11/21

【必見】電子定款認証の必要書類をわかりやすく徹底解説

電子定款認証の必要書類について解説 電子身分証明書認証に必要な書類は、紙の身分証明書とは異なりますが、書類の一部が電子化されています。 電子定款の原案 定款は、会社設立の際に作成される会社の根本規定を定めるもので、「会社の憲法」と表現されることもあります。 会社設立の申請書の添付書類であり、最重要の文書で、会社の基本ルールや運営の規定を定めます。 日本では会社設立するためには、 定款を公証する人が認証する 必要があります。 現在は、印紙税がいらないというメリットが大きいので、ほとんどの会社はデジタルデータ ...

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2023/11/17

神戸公証センターの電子定款認証をサポート

神戸公証センターでの電子定款人認証サポート 行政書士 小野馨 初めまして、 神戸の電子定款認証が得意な行政書士の小野です。 これまで全国対応で電子定款を5000社サポートしてきました! 神戸で電子定款の認証サポートします 兵庫県内の会社なら神戸公証センターで認証可能 兵庫県内にある会社の設立時の定款認証は神戸公証センターでできます。 神戸公証センターとは? 神戸公証センターは、日本の神戸市にある公証人のオフィスです。公証人は、法律に関連した様々な文書や日本の取引の合法性を確認し、証明する役割を持っています ...

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2025/11/30

電子定款を自分で作成する全手順と費用!ICカードリーダー設定まで完全網羅

行政書士 小野馨こんにちは。 電子定款の専門家、行政書士の小野馨です。 今回は電子定款を自分で作成する方法を完全解説します! 会社設立の初期費用を少しでも抑えたいと考えたとき、真っ先に思い浮かぶのが定款の電子化ではないでしょうか。 紙の定款では必須となる4万円の収入印紙代が、電子定款にすることでゼロになるというのは非常に魅力的です。 電子定款については、こちら詳しく解説 こちらもCHECK 「ITには自信があるし、電子定款も自分で作成してコストを削減しよう」と考えるのは、経営者として素晴らしい姿勢だと思い ...

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2023/11/13

電子定款と当社サービスについてよくある質問集

電子定款作成と当社サービスについて「よくある質問」をまとめてました!   本日は、当サイトにご訪問頂き、誠にありがとうございます! 日ごろの業務においてお客様から良く頂くご質問をまとめてみました! 疑問等が御座いましたら、これをご参考下さい。   また、個別にご不明な点がありましたら、お気軽に以下の方法でお問い合わせください。 ・お問い合せフォーム   お問い合わせ はこちら 又は ・お電話 直通090-3542-8440(小野) で、お気軽にお問い合わせく下さい!   1. ...

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2023/11/14

定款の本店所在地はどう決める?

定款に記載する本店所在地は最小行政区画まででOKです! 定款には本店所在地をどういうふうに記載したらいいの? 定款には、本店所在地を記載しなければなりません。(絶対的記載事項) 定款に本店所在地を記載する場合、すべての住居表示を記載しないで、「最小行政区画」(東京都の特別区や市町村)まで大丈夫です。 では、具体的に定款にどう書けばいいのか見ていきましょう! 最小行政区画までの記載例 (本店所在地) 第3条 当会社は、本店を兵庫県神戸市に置く。 (本店所在地) 第3条 当会社は、本店を東京都新宿区に置く。 ...

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2023/11/14

【簡単】穴埋めするだけ!「合同会社の電子定款」と作成のポイント(雛形付き)

【簡単】穴埋めするだけ!「合同会社の電子定款」と作成のポイント 合同会社を設立する際も、株式会社と同じく定款の作成が必要となります。 しかし、合同会社の定款は株式会社と比べると、株主構成や機関設計、株式の譲渡制限などに関して記載する必要がないため、非常に簡単に作成することができます。 そこで、本日は合同会社の定款の作成法と、定款を作成するにあたって最低限知っておくべき事項をご説明させて頂きます。定款の雛形も用意しておりますので、当ページを参考にして頂ければ初めての方でも2〜3時間で定款を完成させて頂けると ...

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2025/12/3

合同会社を最安で作る手順【マイクロ法人向け電子定款の作り方】

行政書士 小野馨こんにちは。行政書士の小野馨です。 今回は、合同会社を最安で作る手順【マイクロ法人向け電子定款の作り方】を解説します。 「サラリーマンの社会保険料を削減したい」「副業を始めて節税したい」と考えるあなたの課題は、まさにマイクロ法人の作り方ですよね。 特に、設立費用はなるべく抑えたいけど、電子定款って難しそう…と二の足を踏んでいるかもしれません。でも大丈夫です。 「マイクロ法人の作り方」「合同会社の電子定款」の情報を探している方に、最も賢い設立ルートをお伝えしています。 この記事では、行政書士 ...

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2023/11/21

お問い合わせフォーム

この度は、当ブログにご興味をお持ち頂きありがとうございます。 お問い合せの内容は、弊社の個人情報保護方針に沿って厳重に管理します。 お客様の同意なく第三者に開示・提供することは一切ございません。ご安心下さい。 なお、48時間以内に内容確認後、ご返事させて頂きます。 しばらくお時間をいただけますと幸いです お名前 (必須) ふりがな (必須) 電話番号 (必須) メールアドレス (必須) ご希望の公証役場 公証役場に行かれる方 お問合せの内容 (必須) 確認画面は表示されません。上記内容にて送信しますがよろ ...

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2024/2/22

電子定款とは?紙との違いやメリット・デメリットなど徹底解説 

電子定款とは?紙との違いや認証やその費用 会社を設立する際に欠かせない「定款」。その中でも、はずせないのが「電子定款」です。 電子定款とは一体何なのでしょうか?また、従来の紙定款と何が異なるのでしょうか? ここでは電子定款の意味や読み方から、紙定款との違い、株式会社と合同会社での作成方法の違い、電子証明書と電子署名の役割、定款認証の流れなど詳しく解説します。 電子定款について知りたい方、これから会社設立を考えている方は、ご参考下さい! この記事のポイント 電子定款の基本的な概念とその必要性 電子定款作成の ...

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2023/11/13

【重要】現物出資がある時の定款の記載方法について解説

現物出資がある時の定款の記載の方法を解説 現金ではなく現物で出資することも可能です! 行政書士 小野馨 こんにちは 電子定款認証が得意な行政書士の小野です。 ここでは定款の「現物出資」についてお話します。 定款作成の参考にしてください。 会社設立をする時、出資します。これが資本金になります。 普通、発起人は現金を出資することで株を引き受けますが、実は、出資は現金以外でもできるんです。 例えば、 仕事に使うパソコンを出資 社用車としてくるまで出資 製品を加工する工作機械を出資 などの事業で使う道具や機械など ...

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2025/12/11

電子定款完全ガイド|作り方やメリットを実績5000件の行政書士監修で徹底解説

ポイント 【重要】これから会社を作る方へ(必読) 行政書士として定款作成の実績5000件の結論!「とりあえず」で定款を作ると、後で3万円損する可能性が高いです! 建設業・不動産・古物商など、将来「許認可」が必要な方は、登記する前に必ずこの「7つの鉄則」を確認してください。 ▶ 【保存版】許認可で失敗しない会社設立・定款作成の「注意点」完全ガイド こちらもCHECK 行政書士 小野馨こんにちは! 電子定款5000件の実績!専門の行政書士の小野馨です。 今回は「電子定款」についてわかりやすく解説 ...

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2023/12/2

【格安3,500円】合同会社 電子定款のおしゃれな署名サービス

【即日可】合同会社の電子定款への電子署名サービス! おしゃれで最安・最高品質の合同会社電子署名サービス 注意ポイント 【重要】合同会社の定款は、公証役場の認証が不要!行政書士の電子署名だけでOK! 行政書士 小野馨 はじめまして 合同会社の電子署名を全国対応で年間500件対応しています! 合同会社は、公証役場での認証が不要です! 電子署名をした定款を持って行けば、直ぐに法務局で登記可能! 電子署名はタイミングがよければ5分で終了します! ぜひ弊社の電子署名サービスをご利用下さい! 電子定款の電子署名代行の ...

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2025/11/25

公証役場のもつ役割と認証業務について詳しく解説

公証役場の役割と認証業務についての基礎知識 公証役場と公証人とは?どんな役割があるの? 公証役場は、公証人が勤務する公的施設です。公証人は、国家公務員法上の公務員ではないですが、国の公証業務を行う実質上の公務員です。 公証人は、一方当事者に偏ることなく、中立・公正な立場で職務を行います。 公証人が行う業務は幅広いですが、特に法律に基づいて強制執行ができる「公正証書」も作成します。この公正証書の作成の他、このサイトで紹介している電子定款などを含む認証作業を行っています。 公証人には、どんな役割があるの? 公 ...

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2025/11/25

会社設立に必須の定款とは?作成費用や認証の流れを行政書士が解説

行政書士 小野馨 こんにちは! 1番わかる電子定款の教科書を運営している、行政書士の小野馨です。 今回は、定款について解説します! それでは、はじめましょう! これから自分の会社を作ろうと意気込んでいるあなた、準備を進める中でこんな風に思っていませんか? 「定款(ていかん)ってそもそも何?」「法律の用語って難しそうだし、自分で作れるのかな?」と。初めて聞く法律用語や手続きに戸惑ってしまうのは、経営者としての第一歩を踏み出した証拠であり、当然のことですよ。 実は定款は、会社の目的や組織のルールを決める、人間 ...

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定款変更手続き

2025/12/10

定款変更の手続きと流れを完全解説|株主総会の招集から議事録までプロが監修

行政書士 小野馨 こんにちは 行政書士の小野馨です。 会社を経営していると、事業拡大やオフィスの移転などで定款変更が必要な場合が出てきますよね。 今日はその定款変更について詳しく解説します! 会社を経営していると、新規事業の立ち上げやオフィスの移転、あるいは役員構成の見直しなどで、「定款(ていかん)」の内容を見直さなければならないタイミングが必ず訪れます。 定款は「会社の憲法」とも呼ばれる最高規則ですから、これを変更するということは、会社にとって非常に重要なイベントです。 しかし、いざ手続きを進めようとす ...

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2025/11/26

定款と就業規則の違いは?優先順位や作成義務を行政書士が解説

行政書士 小野馨 こんにちは。おのっちです。 会社を設立したり運営したりする中で、「定款(ていかん)」と「就業規則」の違いについて、「あれ、これって何が違うんだっけ?」と疑問を持つことはありませんか。 今回はその疑問にお答えしますね! どちらも会社のルールブックのような存在ですが、実はそれぞれ何のためにあり、どのような違いがあるのかを正確に理解しておくことは、会社を守る上で非常に大切なんです。 「なんとなくあるもの」で済ませていると、いざという時に痛い目を見るかもしれませんよ。 この記事では、専門家の視点 ...

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2025/11/26

定款に日付がないと無効?登記への影響や対処法を行政書士が解説

こんにちは。おのっちです。 会社設立の準備、順調に進んでいますか。 色々な書類を作成している中で、ふと「あれ?定款に作成日が入ってないけど大丈夫かな?」とか「日付を入れ忘れたまま認証を受けちゃった!」なんて焦ってしまうこと、ありますよね。 契約書などには日付を入れるのが当たり前なので、定款に日付がないと無効になってしまうんじゃないかと不安になるのは当然です。 でも、安心してください。定款の日付に関するルールは意外と柔軟な部分もある一方で、実務上絶対に守らなければならないポイントも存在します。 この記事では ...

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2025/11/27

女ひとりでカフェ開業!資金や失敗しない秘訣を行政書士が解説

行政書士 小野馨 こんにちは。おのっちです 自分の好きな空間で、美味しいコーヒーとお菓子をお客様に提供する。そんなカフェのオーナーになることは、多くの女性にとって憧れですよね。 「自分ひとりでカフェを開業したいけれど、何から始めればいいの?」と悩んでいませんか。 今日は、女性が一人で開業して成功する秘訣をしっかり解説しますね 資金はいくら必要なのか、失敗してしまわないか、資格はどうすればいいのかなど、不安は尽きないものです。 特に50代からの挑戦や、田舎でののんびりした開業、あるいはこだわりのメニューで儲 ...

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2025/11/28

定款の事業目的追加を自分でやる方法!費用や法務局の手続き完全解説

行政書士 小野馨 こんにちは。行政書士の小野馨です。 これまで「定款変更」の手続きを1000件以上行ってきました。 今日は、定款の事業目的追加を自分でやる方法について詳しく解説します! 新しいビジネスを始めるときや、会社の事業をさらに拡大しようと計画を立てている経営者の方にとって、避けて通れないのが定款の変更手続きです。 「定款変更なんて難しそうだし、司法書士などの専門家に頼まないといけないのかな…」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。 また、「費用をかけたくないから自分でやりたいけれど、法務 ...

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2025/11/28

定款変更は特別決議が必須!要件と手続きの流れを行政書士が解説

行政書士 小野馨 こんにちは。行政書士の小野馨です。 定款変更手続きを1000件以上サポートしました。 今回は、定款変更の特別決議についてわかりやすく解説しますね。 会社を経営していると、商号を変えたり事業目的を広げたりと、定款を変更したいタイミングが必ず訪れます。 でも、いざ手続きをしようと調べ始めると、特別決議だの定足数だのと難しい言葉が並んでいて、頭を抱えてしまっていませんか。 その気持ち、よくわかります。 法律の手続きって、どうしても堅苦しくて複雑に見えますよね。でも大丈夫です。 基本のルールと流 ...

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2025/11/28

会社設立を自分でやる手順と費用は?プロが教えるメリットと注意点

行政書士 小野馨 こんにちは。行政書士の小野馨です。 今回は会社設立を自分でやる手順や費用などをわかりやすくお伝えします。 ぜひ、あなたの会社設立手続きにお役立てください! 会社設立を自分でやる方法についてリサーチしていると、フリーランスの方や起業準備中の方は手続きの難しさや費用が一体いくらかかるのか気になりますよね。 「行政書士に頼むと高いし、今はネットで簡単にできるって聞いたけど本当?」という疑問、とてもよく分かります。 最近はfreeeや弥生といった会社設立サイトを利用したりオンライン申請を使ったり ...

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2025/11/29

定款変更で登記が必要なケースとは?手続きの費用や期限を解説

行政書士 小野馨 こんにちは。行政書士の小野馨です。 今回は「定款変更登記」について詳しく解説します。 会社を経営していると、「もっと幅広いビジネスに挑戦したいから事業目的を追加しよう」「オフィスをもっと便利な場所に移転したい」といった前向きな変化のタイミングが必ず訪れます。 しかし、そこで壁となるのが「定款変更」とそれに伴う「登記手続き」です。 「定款を変えたら必ず登記しなきゃいけないの?」「費用はいくらかかるの?」「自分でやると大変そう…」と不安になる方も多いのではないでしょうか。 実は、定款変更には ...

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2025/11/29

定款変更登記の必要書類は?株式会社・合同会社のケース別ガイド

こんにちは。行政書士の小野馨です。 会社の成長や変化に合わせてルールを変えるとき、必ず直面するのが定款変更の手続きですよね。 いざ変更しようと調べ始めると、定款の書き換えだけでなく法務局への登記申請も必要だと分かり、「どんな書類を準備すればいいの?」「自分でもできるの?」と戸惑ってしまう方も多いのではないでしょうか。 特に株式会社と合同会社では用意すべきものが違いますし、変更内容によっても微妙に書類の組み合わせが変わってくるので、パズルのように複雑に感じるかもしれません。 私自身も日々の業務で多くの相談を ...

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2025/11/30

定款変更で法務局登記が必要なケースと過料|手続きの流れを完全解説

行政書士 小野馨 こんにちは。行政書士の小野馨です。 今回は、定款変更で法務局登記が必要なケースと過料、手続きの流れについて解説します。 会社を経営していると、事業拡大に伴う新規事業の立ち上げや、オフィスの移転、あるいは役員の入れ替わりなど、定款の内容を見直さなければならないタイミングが必ず訪れます。 そんなとき、多くの経営者様が直面するのが「定款を変更したら、法務局への手続きは毎回必要なのかな?」「怠った時の過料や登録免許税などの費用はどれくらいかかるの?」という疑問や不安です。 実際、私のところにご相 ...

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2025/12/10

会社設立完全ガイド!税金戦略と費用対効果。形態別メリット徹底比較

行政書士 小野馨 こんにちは! 行政書士の小野馨です。 今回は「会社設立」についてどこよりも詳しく解説します! 「いつかは自分の会社を持ちたい」「副業の売上が伸びてきたから、そろそろ法人化すべきかな?」 そんな前向きな気持ちで会社設立について調べ始めたものの、いざ検索してみると情報が多すぎて戸惑っていませんか。 「株式会社と合同会社はどっちが得なの?」「資本金はいくらに設定するのが正解?」「手続きが複雑そうで自分にできるか不安…」など、次から次へと疑問が湧いてきて、なかなか最初の一歩が踏み出せないという方 ...

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2025/12/1

法人口座の審査に落ちる理由と対策!定款の事業目的が合否を分ける?

行政書士 小野馨こんにちは。 行政書士の小野馨です。 今回は、「法人口座の審査」に落ちないための重要な対策をお伝えします! 会社設立の手続きが無事に終わり、晴れて登記が完了。 「よし、これでビジネスが始められる!」と意気込んで銀行に行ったら、総合的判断により口座開設をお断りさせていただきますという無慈悲な通知を受け取ってしまった。 実はこれ、今、新設法人の間で頻発している法人口座難民のリアルな姿なんです。 自分は犯罪なんてしないから大丈夫と思っていませんか。 近年、マネーロンダリング対策の強化により、法人 ...

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2025/12/1

個人事業主が口座を分けない時の仕訳とリスク対策を徹底解説

行政書士 小野馨こんにちは。1番わかる電子定款の教科書、運営者の行政書士の小野馨です。 個人事業主として開業したばかりの頃は、プライベートの口座と事業用の口座を分けるのが面倒で、ついそのまま使い続けてしまうことってありますよね。 でも、確定申告の時期が近づくと、生活費の引き出しやプライベートな買い物が混ざった通帳を見て、どうやって仕訳をすればいいのか途方に暮れてしまう方も多いのではないでしょうか。 実は、口座が一緒でも勘定科目を正しく使えば記帳は可能ですが、そこには税務調査で指摘されやすくなるリスクも潜ん ...

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2025/12/1

個人が銀行口座開設できない理由と解決策など知恵袋で話題のテーマを徹底解説

行政書士 小野馨 こんにちは。行政書士の小野馨です。 今回は、「個人が銀行口座開設できない理由と解決策」などYahoo知恵袋で話題のテーマを徹底解説します! 最近、Yahoo!知恵袋などのQ&Aサイトを見ていると、「銀行口座が開設できない理由がわからず困っている」「個人の申し込みなのに総合的判断で断られた」といった切実な相談を目にする機会が本当に増えました。 ごく普通の生活を送っている方からすれば、何も悪いことをしていないのに、生活の基盤となる銀行口座が作れないというのは、まさに青天の霹靂。 不安 ...

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2025/12/1

差し押さえで銀行口座はなぜわかる?知恵袋の疑問を行政書士が解説

行政書士 小野馨 こんにちは! 1番わかる電子定款の教科書を運営している行政書士の小野馨です。 差し押さえで銀行口座はなぜわかる?知恵袋の疑問を行政書士が解説 知恵袋などのQ&Aサイトを深夜に眺めていると、毎日のように「差し押さえで銀行口座はなぜわかるのか?」「どこから情報が漏れているのか?」という、切実で悲痛な叫びにも似た疑問を目にします。 きっとあなたも今、ポストに届いた色とりどりの督促状を見て不安な夜を過ごしていたり、「ネット銀行なら実店舗がないから差し押さえが難しいのではないか」と一縷の望 ...

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取締役任期 2年か10年か

2025/12/3

取締役の任期は2年?10年?【会社法】の原則と失敗しない決め方

行政書士 小野馨こんにちは。行政書士の「おのっち」こと小野馨です。 今回は、取締役の任期は2年?10年?【会社法】の原則と失敗しない決め方というテーマでお話します。 これから会社を作ろうと定款の準備を進めているあなたは、取締役の任期を何年に設定するかで迷っていませんか。 会社法のルールでは原則として2年と決まっていますが、非公開会社なら定款で最長10年まで伸長できることはよく知られています。 ネットで検索すると、コスト削減のために10年に変更するのがお得だという情報もたくさん出てきますよね。 でも、本当に ...

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2025/12/3

法人成り後も個人事業主を廃業しない!二刀流のメリットとデメリット(注意点)

行政書士 小野馨こんにちは 法人成りが得意な行政書士の小野馨です。 最近、私の元に「会社を作りたいけれど個人事業主としての活動も残したい」という相談が急増しています。 これまで法人成りといえば、個人事業を廃業して会社に一本化するのが常識でした。 ポイント ですが実は今、あえて法人成り後も個人事業主を廃業しないという選択が、知識のある経営者の間で密かなブームになっています。 いわゆるマイクロ法人と個人事業を併用する二刀流のスタイルですね。 この方法なら社会保険料を適正化したり、消費税の免税メリットを最大限に ...

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2025/12/2

マイクロ法人(合同会社)の作り方を最安6万円で完全解説・おすすめ本もご紹介

行政書士 小野馨こんにちは。行政書士の小野馨です。 今回は、「マイクロ法人(合同会社)の作り方」ついて完全解説します! マイクロ法人の作り方に興味をもたれているあなたは、すでに「節税や資産運用に高い意識」を持たれている方だと思います。 税理士に高額な費用を払わず、設立費用を最安の6万円台に抑えたいと思いませんか? 注意ポイント そのためには、印紙代4万円をカットする電子定款の仕組みの理解と、設立後の銀行口座開設や税務リスクを回避する行政書士の専門知識が不可欠です。 この記事では、あなたの希望にできる限り答 ...

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2025/12/2

マイクロ法人とは?最強の節税・社会保険スキームを徹底解説

行政書士 小野馨こんにちは。 行政書士の小野馨です。 今回は、「マイクロ法人とは?最強の節税・社会保険スキーム」というテーマで解説します 最近、「マイクロ法人とは何ですか?本当に社会保険料が安くなるのですか?」というご質問を多くいただきます。 「法人を設立したいが、費用対効果がわからない」「今の年収だと損をしてしまうのでは?」と不安に感じている方もいるかもしれません。 ポイント マイクロ法人とは、税金や社会保険料の負担を最適化するために、個人事業主やフリーランスが設立する小規模な会社のことを指します。 こ ...

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2025/12/2

マイクロ法人でサラリーマン副業バレるを回避!役員報酬ゼロの戦略

行政書士 小野馨こんにちは! 行政書士の小野馨です。   「副業で稼ぎたいけれど、会社には絶対にバレたくない」 これは、多くのサラリーマン副業家が抱える切実な悩みですよね。 実は、この問題を解決する最強の手段として「マイクロ法人」が注目されていることをご存知でしょうか? ポイント 「法人なんて作ったら逆に目立つのでは?」と思われるかもしれませんが、正しい知識と戦略があれば、マイクロ法人は副業バレを鉄壁の守りで防ぐ「隠れ蓑」になります。 この記事では、なぜマイクロ法人が会社バレを防げるのか、その法 ...

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2025/12/5

楽天やSBIなど証券会社の法人口座の審査落ちを防ぐ定款作成術

行政書士 小野馨こんにちは! 行政書士の小野馨です。 今回は、「楽天やSBIなど証券会社の法人口座の審査落ちを防ぐ定款作成術」というテーマでお話します。 証券会社の審査に落ちると、せっかくの節税対策が水の泡になりかねません。このセクションでは、なぜ楽天証券やSBI証券を選ぶべきなのか、そして審査でつまずきやすい具体的なポイントを解説します。証券口座は、単なる資金の入出金だけでなく、資産運用という高度な金融取引を行うためのものですから、銀行とは異なる厳格な基準が適用されますよ。 法人口座の証券会社おすすめは ...

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銀行審査ゆるい

2025/12/3

法人口座の審査がゆるい銀行はある?ひとり社長におすすめと審査対策

行政書士 小野馨こんにちは。行政書士の小野馨です。 今回は、「法人口座の審査がゆるい銀行はある?ひとり社長におすすめと審査対策」というテーマでお話しますね。 「マイクロ法人を設立したのに、銀行口座の審査に通らない…」「法人口座 審査 ゆるい 銀行」と検索するあなたは、今、非常に不安な状況にいらっしゃるかと思います。 せっかく設立手続きを終えたのに、事業の日付がずれてしまうのではないか、口座開設の提出書類に不備があって審査期間が無駄に長引くのではないかと、心配になりますよね。 メガバンクに門前払いを食らい、 ...

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2025/12/7

助成金に有利な定款の目的の書き方とは?健康経営で数百万変わる戦略

行政書士 小野馨 こんにちは。行政書士の小野馨です。 今回は、定款の目的の書き方とタイミングだけで、数百万円の助成金が受けられるかどうか天と地ほどの差が出るというお話をします。 これ経営者としては、絶対に知っておいてほしいことなので、ぜひ、最後まで聞いてくださいね。 これから会社を作ろうとしているあなたにとって、助成金が入るかどうかは、かなり大きな関心事ですよね。 経営に使える助成金があるなら、その情報知りたくないですか? ネット上の例文をそのまま使うのも悪くはありませんが、定款の目的を適切に作らなかった ...

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銀行審査に通る!定款の目的の書き方と事業目的の具体例

2025/12/4

銀行審査に通る!定款の目的の書き方と事業目的の具体例を解説

行政書士 小野馨 こんにちは。行政書士の小野馨です。 今回は「銀行審査に通る!定款の目的の書き方と事業目的の具体例」というテーマで解説します! 銀行口座を作るための肝になる大切なお話です。 これから会社を作ろうとしているあなたが一番悩むのが、定款の目的の書き方ではないでしょうか。 事業目的の例をネットで検索しても情報が多すぎて、自分のビジネスに合った書き方がどれなのか迷ってしまいますよね。 実は、この目的の書き方を間違えると、法務局での登記は通っても、その後の銀行口座の開設で審査に落ちてしまうことがあるの ...

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格安のバーチャルオフィスで登記するデメリット

2025/12/7

格安のバーチャルオフィスで登記するデメリット7選!法人口座と許認可の罠

行政書士 小野馨こんにちは。行政書士の小野馨です。 今回は、「格安のバーチャルオフィスで登記するデメリット7選」というお話しです。 法人口座や許認可をするなら要注意です! 最後まで聞いてくださいね。 「会社を作るなら、まずは格安のバーチャルオフィスで!」と考えているあなた。 その選択、ちょっと待ってください。 注意ポイント 確かに初期費用は抑えられますが、安易に契約してしまうと、後から法人口座の審査に落ちたり、許認可が取れずに事業がスタートできなかったりと、思わぬ落とし穴にハマることがあるんです。 「違法 ...

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業種別定款ガイド

2025/12/11

【保存版】会社設立・定款作成の「注意点」完全ガイド|許認可で失敗しない5000件の業種別戦略

会社設立は「ゴール」ではなく、許認可への「スタート」である 「会社登記が完了しました!これで事業が始められます!」 ……本当にそうでしょうか? 建設業、不動産、運送業、リサイクル業。 行政の「許認可」が必要なビジネスにおいて、会社設立(登記完了)はゴールではありません。 むしろ、そこから始まる厳しい審査の「スタートライン」に立ったに過ぎません。 私は行政書士として、これまでに5000件以上の会社設立・許認可に携わってきましたが、残念ながら以下のような相談が後を絶ちません。 「許可を申請しようとしたら、定款 ...

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2025/12/9

建設業許可の定款作成で失敗しない会社設立戦略

こんにちは。行政書士の小野馨です。 「よし、独立して自分の城を持つぞ!会社を作って建設業許可もバッチリ取るぞ!」 そんな熱い想いを胸に、会社設立の準備をスタートさせたあなた。本当に素晴らしい決断だと思います。でも、ちょっと待ってください。 その勢いのまま、ネットで拾った雛形を適当に使って定款を作ったりしていませんか?実は、いざ申請書類を行政庁に提出した段階になって、「あれ?定款の目的がこれじゃ許可出せませんよ」「資本金の証明、これじゃダメですね」なんて、あっさり門前払いされるケース、現場では本当に多いんで ...

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健康経営 経営戦略と目的変更の記載例

2025/12/10

健康経営は定款から!経営戦略上のメリットと目的変更の記載例

行政書士 小野馨こんにちは ハートマス健康経営ラボ 代表の行政書士の小野馨です。 今回は、「健康経営を始める経営戦略上のメリットや定款の目的の記載例」についてお話します。 僕の健康系専門サイトのご紹介もあります。 従業員の活力を高めるために健康経営の導入を検討されている経営者様や、健康経営の費用対効果やメリットについてリサーチされている担当者様も多いのではないでしょうか。 ポイント 実は、会社の本気度を社内外に示すために、健康経営を会社の憲法である定款に追加する企業が増えているんです。 「えっ、定款まで変 ...

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定款の印紙は必要

2025/12/9

定款の収入印紙の貼り方と消印ガイド|購入場所や貼付位置を解説

こんにちは。行政書士の小野馨です。 会社を作ろうと準備を進めている中で定款の作成に取り掛かると必ず出てくるのが収入印紙に関する悩みですよね。 紙で手続きをするなら4万円もの印紙代がかかりますしどこで買うのが正解なのかや割印の押し方など細かいルールも気になるところです。 また貼り忘れたらどうなるのかといった不安や印紙代の負担者は誰になるのかといった疑問もあるでしょう。 この記事では定款と印紙に関するルールを整理しつつ事業目的の上手な書き方についても解説していきます。 紙の定款と電子定款における収入印紙の扱い ...

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定款の印紙代0円

2025/12/10

定款の印紙代は電子化で0円!4万円を節約する賢い会社設立

行政書士 小野馨こんにちは。行政書士の小野馨です。 「会社を作ろう!」と意気込んで準備を始めたものの、調べていくうちに次々とかかる費用の現実に直面して、少し頭を抱えていませんか? 特に、定款(ていかん)という会社のルールブックを作るだけで、「印紙代」として4万円もかかると知った時の衝撃といったらありませんよね。 「ただの書類に4万円!?もったいない!」と感じるのは、経営者として至極まっとうな感覚だと私は思います。 ポイント できることなら、この初期費用を抑えて、事業の運転資金やオフィスの備品購入に回したい ...

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電子定款費用

2025/12/10

電子定款の費用はいくら?紙の定款より安く設立する方法を行政書士が解説

行政書士 小野馨こんにちは 1番わかる電子定款の教科書、運営者の行政書士の小野馨です。 今回は、「電子定款の費用はいくらかかるの?」というお話をします。 会社を設立する際、避けて通れないのが「定款(ていかん)」の作成と認証手続きですよね。 特に初めての起業の場合、電子定款 費用ってどれくらいかかるんだろう? 紙の定款と比べて本当に安くなるの?定款 認証 手数料はいくら払う必要があるの?といった疑問や不安をお持ちではないでしょうか。 また、電子定款 自分で作成できるのか、それとも電子定款 司法書士などの専門 ...

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【行政書士徹底解説】創業期の「健康経営」とは?福利厚生ではなく「企業防衛」と「資金調達」のための生存戦略

2025/12/11

【行政書士徹底解説】創業期の「健康経営」とは?福利厚生ではなく「企業防衛」と「資金調達」のための生存戦略

行政書士 小野馨 この記事の監修「会社設立・許認可の実績5000件越えの行政書士」 こんにちは 行政書士の小野馨です! 今回は「健康経営とは何か?経営戦略上のメリットとメンタルヘルスの重要性」についてお伝えします。 会社設立の準備や、定款の作成作業、日々の事業計画の策定にお忙しいことと思います。 「これから会社を作るぞ!」 「世の中に新しい価値を届けるぞ!」 という熱量のある時期、どうしても優先順位が下がってしまいがちなのが、社長ご自身や創業メンバーの「健康管理」や「労働環境の整備」ではないでしょうか。 ...

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マイクロ法人の社会保険料で副業バレる?

2025/12/11

マイクロ法人の会社設立は損?会社員の社会保険料と副業バレの正解

行政書士 小野馨こんにちは 1番わかる電子定款の教科書、運営者の行政書士の小野馨です。 今回は、「マイクロ法人の会社設立は損?会社員の社会保険料と副業バレの正解」というテーマでお話します。 最近、私の元にも会社員の方からこんな相談が急増しています。 「本業とは別に副業の収入がかなり増えてきたんですが、このままだと税金や社会保険料で手取りが減ってしまうのが怖くて…」 「YouTubeやSNSで『マイクロ法人を作れば最強の節税になる』って聞いたんですけど、私の場合も当てはまりますか?」 正直なところ、会社員が ...

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電子定款の仕組みと導入するメリット

会社設立の準備を進める中で、「電子定款(でんしていかん)」という言葉を耳にすることが増えてきました。

これは、従来の紙ベースの手続きをデジタル技術を用いて効率化したもので、コスト削減や手続きのスピードアップに大きく貢献する画期的な仕組みです。

しかし、単に「紙がデータになっただけ」と考えるのは早計です。

法的な取り扱いや準備すべき環境がガラリと変わるからです。

ここでは、まず電子定款の基本的な仕組みと、なぜ多くの起業家がこれを選んでいるのか、そのメリットと導入前に知っておくべきハードルについて、深掘りして解説していきましょう。

電子定款とは?紙の定款との違い

電子定款とは、会社の憲法とも言える根本規則を記した「定款」を、紙ではなくPDFなどの電子データ(電磁的記録)で作成し、電子署名を付与したものを指します。

読み方はそのまま「でんしていかん」です。

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従来、会社を作る際には、ワープロソフトで作った定款を紙に印刷し、製本テープで袋とじにして、発起人全員が実印を押すのが当たり前でした。

これを公証役場へ持参し、公証人の面前で認証を受けるというプロセスが必要だったのです。

しかし、IT化の流れに伴い、2002年(平成14年)頃からこの電子データによる定款作成が法的に認められるようになりました。

現在では、会社法や商業登記規則といった法律で「電磁的記録によって定款を作成することができる」と明記されており、その法的効力は紙で作ったものと全く同じです。

紙の定款と電子定款の決定的な違いは、「物理的な実体があるかどうか」と「証明手段(ハンコ)の違い」にあります。

紙の定款には、市区町村に登録した実印を朱肉で押しますが、電子定款には物理的にハンコを押すことができません。

その代わりに登場するのが「電子署名」です。

これは、マイナンバーカードなどのICカードに格納された電子証明書を使って、「このデータは間違いなく本人が作成し、改ざんされていませんよ」ということを暗号技術で証明する仕組みです。

この電子署名が付与されたPDFファイルが、法的な「原本」として扱われます。

これにより、インターネット経由でのやり取りが可能になり、公証役場へ行く手間を減らしたり(オンライン申請)、手続きを効率化したりすることができるようになったのです。

まさに、デジタルトランスフォーメーション(DX)の先駆けとも言える制度なんですよ。

マイクロ法人の社会保険料で副業バレる?

2025/12/11

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電子定款費用

2025/12/10

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2025/12/10

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定款の印紙は必要

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電子定款にかかる費用と印紙代の節約

電子定款を選ぶ最大の理由は、間違いなく「費用の節約」にあります。

ここが創業者にとって一番気になるところであり、電子定款が普及した最大の要因でもあります。

なぜ電子定款だと安くなるのでしょうか?それは「印紙税」の仕組みに関係しています。

紙の定款では必須となる収入印紙代(40,000円)が、電子定款なら非課税となり一切かかりません。

ただし、株式会社の場合は資本金の額に応じて「定款認証手数料(約3万〜5万円)」が別途必要になります。

また、自分で電子定款を作成しようとすると、専用機器の購入などでかえって高くついてしまうケースもあるため注意が必要です。

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💰 知らないと損する「費用の落とし穴」

  • 資本金の設定次第で、認証手数料が15,000円まで安くなる特例があります。
  • 自分でやると約38,000円の初期投資が必要になる場合があります。
  • 合同会社なら、定款費用を実質0円にする方法があります。

「自分はいくらかかるの?」「一番安く済ませる方法は?」といった疑問については、下記の詳細ページでシミュレーション付きで解説しています。

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合同会社で電子定款を利用するメリット

近年、AmazonやAppleの日本法人も採用していることで注目を集めている「合同会社(LLC)」。この合同会社の設立において、電子定款はさらに強力なメリットを発揮します。

まさに「相性抜群」と言っても過言ではありません。

株式会社の場合、定款を作った後に「公証人の認証」を受ける必要があり、これに資本金の額に応じて約3万〜5万円の手数料がかかります。

これは電子定款にしても紙定款にしても変わらず発生する費用です。しかし、合同会社はもともと、会社法のルールでこの「公証人の認証が不要」なのです。

どういうことかと言うと、合同会社で紙の定款を作った場合、かかる費用は「印紙代4万円」のみです(定款作成費用として)。

これを電子定款に切り替えるとどうなるでしょうか?印紙代が0円になり、公証人の認証手数料ももともと0円なので、定款にかかる法定費用が実質0円になってしまうのです!

費目株式会社(電子定款)合同会社(電子定款)
定款印紙代0円0円
定款認証手数料約3万〜5万円不要(0円)
登録免許税最低15万円最低6万円
設立実費合計約20万円〜約6万円〜

このように、合同会社で電子定款を利用すれば、登録免許税の6万円(資本金の額×0.7%が6万円未満の場合は6万円)だけで会社が作れてしまいます。

株式会社の約20万円と比べると、3分の1以下のコストで済む計算です。

「まずは小さく始めたい」「法人格さえあればいい」「初期費用を極限まで抑えたい」というスモールビジネスや、フリーランスの法人化(マイクロ法人)にとって、合同会社×電子定款の組み合わせは、最強のコストパフォーマンスを発揮する選択肢と言えます。

導入するメリットとデメリット・注意点

「4万円浮くなら電子定款一択じゃないか!迷う理由なんてない!」と思われるかもしれませんが、物事には必ず裏表があります。

メリットだけでなく、デメリットや現場でよくあるトラブル、注意点もしっかり把握した上で導入を決めましょう。

メリット:コスト削減だけじゃない!時間と場所の自由

前述の印紙代削減に加え、手続きの「オンライン化」も大きなメリットです。電子定款認証(株式会社の場合)は、インターネット経由で申請を行います。

公証人との事前の定款内容の打ち合わせも、メールやFAXで行うのが一般的です。そのため、何度も公証役場へ足を運ぶ必要がなく、自宅やオフィスにいながら準備を進められます。

また、書類データでやり取りするため、万が一「てにをは」の間違いや条文の修正が必要になった場合でも、Wordを直してPDF化し直すだけで済みます。

紙のように「印刷し直し」「製本し直し」「全員の実印を押し直し」といった悲劇的な手間が発生しません。これは精神衛生上も非常に良い点です。

デメリット・注意点:IT環境構築のハードルと修正リスク

一方で、最大のデメリットは「環境構築のハードル」です。

電子定款を自作するには、マイナンバーカード(署名用電子証明書入り)、ICカードリーダライタ、そしてPDFに電子署名をするための専用ソフトが必要です。

【ここが落とし穴】

普段からIT機器を使い慣れていない方にとって、この環境構築は鬼門です。

「ICカードリーダーがマイナンバーカードを認識しない」「署名プラグインがブラウザに対応していない」「PDF変換ソフトの設定がわからない」といった技術的なトラブルで、何時間も費やしてしまうケースが後を絶ちません。

「4万円浮かせようとして機材を揃え、設定に3日かかった」となれば、あなたの貴重な経営者としての時間を時給換算すると、かえって赤字になってしまうかもしれません。

また、注意点として「認証後の訂正不可」があります。

電子定款は電子署名によって「改ざんされていないこと」を証明しているため、一度認証を受けた後に一文字でも修正したい場合、データの書き換えができません。

もし誤字が見つかったら、公証人から「誤記証明書」を発行してもらうか、最悪の場合は手数料を払って定款認証をやり直す(再課金)ことになります。

紙なら二重線と訂正印で済むような軽微なミスでも、電子だと大事になりやすいので、事前のチェックは紙以上に慎重に行う必要があります。

電子定款の作成に必要な機器とソフト

では、実際に電子定款を自分で作成(自作)しようとした場合、具体的に何が必要になるのでしょうか。

料理を作るのに道具が必要なように、電子定款作成にも「必須アイテム」があります。以下を買い物リストとしてチェックしてみてください。

必要なもの用途・詳細説明
マイナンバーカード電子署名を行うための「デジタルの実印」として使います。重要なのは、カード発行時に「署名用電子証明書」(6〜16桁の英数字パスワード)を設定していることです。これがないと署名ができません。
ICカードリーダライタマイナンバーカードをパソコンに読み込ませるための機器です。接触型や非接触型がありますが、マイナンバーカード対応と明記されたもの(SonyのPaSoRiなど)を選びましょう。家電量販店で3,000円前後で購入可能です。
パソコンとインターネット環境スマホやタブレットでは定款作成・署名の作業が完結しにくい(または非対応の)ため、Windowsパソコンが推奨されます。Macでも可能ですが、公証役場や法務省のソフト対応状況によってはWindowsの方がスムーズな場合があります。
ワープロソフトMicrosoft Wordなど。定款の原案(文章)を作成するために使います。
PDF変換・編集ソフトWordをPDFにするだけでなく、「電子署名が付与できる」ソフトが必要です。代表的なのは「Adobe Acrobat Pro DC(有料)」です。無料のPDF閲覧ソフト(Reader)では署名機能が制限されていることがあるため注意が必要です。
PDF署名プラグインPDFソフトとマイナンバーカードを連携させ、署名を埋め込むための無料ソフトです。法務省の「登記・供託オンライン申請システム」のサイトからダウンロードしてインストールします。

特にネックになるのが「PDF変換・編集ソフト」です。Adobe Acrobat Proは高機能ですが、サブスクリプション契約が必要で月額費用がかかります。

「今回しか使わないのに契約するのはもったいない…」という方は、7日間の無料体験版をうまく活用する(期間内に解約する)などの工夫が必要かもしれません。

また、法務省の指定する「署名付きPDF」を作成できるソフトは限られているため、フリーソフト等を使う場合は「法務省のシステムで受け付けてもらえる形式か」を事前によく確認する必要があります。

公証人の認証手数料とその他の実費

株式会社を設立する場合、電子定款であっても公証人の認証は必須です。

ここでかかる手数料は、電子定款にしたからといって安くなるわけではありません。紙の場合と同額がかかります。

現在の手数料は、会社の規模(資本金の額)に応じて3段階に分かれています。

  • 資本金100万円未満:3万円
  • 資本金100万円以上300万円未満:4万円
  • 資本金300万円以上:5万円

これに加え、細かい実費がかかります。

まず、認証された電子データを保存するための「電磁的記録保存手数料」が300円かかります。これは必須です。

次に、会社設立後の銀行口座開設や税務署への届出などで、「定款のコピー(謄本)」が必要になります。

電子定款の場合、原本はデータなので、「同一情報の提供(書面)」という形で公証役場から紙に出力したものを貰います。これに700円程度の手数料(枚数×20円+基本料)がかかります。

さらに、認証済みのデータを受け取って持ち帰るための記録媒体(CD-RやUSBメモリなど)も自分で用意する必要があります。

つまり、資本金100万円の会社を作る場合でも、定款認証に関しては「手数料4万円+保存料300円+謄本代約700円=約4万1千円」を、公証役場の窓口で現金で支払うことになります。

電子定款だからといって、公証役場に支払うお金がゼロになるわけではない点は、資金計画の中でしっかり覚えておきましょう。

電子定款を自分で作成する手順と方法

必要なものと費用感がわかったところで、いよいよ実践編です。

「自分でやってみたい!」というチャレンジャーなあなたのために、電子定款を作成して認証を受け、法務局へ提出するまでの具体的なフローをステップバイステップで解説します。

少しテクニカルな部分もありますが、流れを掴めば決して不可能ではありません。DIY精神で乗り越えていきましょう!

定款は自分で作れるか?自作の判断基準

結論から言うと、定款は自分で作れます。

法律上、定款作成を行政書士や司法書士などの専門家しか行ってはいけないという独占規定はありません。本人が自分の会社の定款を作ることは全く問題ないのです。

ただし、電子定款に関しては「法的に作れるか」よりも「技術的な環境を用意できるか」が自作の判断の分かれ目になります。

もしあなたが、「マイナンバーカードを持っていない(またはパスワードを忘れた)」「パソコンの基本操作やソフトのインストールに自信がない」「エラーが出た時に自分で検索して解決するのが苦手」といった状況であれば、正直なところ自作はあまりおすすめしません。

トラブル解決に時間を取られすぎてしまうからです。

逆に、「普段からPC作業には慣れている」「マイナンバーカードもカードリーダーも手元にある」「新しいシステムを触るのが好き」という方であれば、スムーズに進められるでしょう。

4万円の節約のために、数日間の学習コストと作業時間(おそらくトータルで10時間〜20時間程度)を割けるかどうかが、自作するかどうかの最終的な判断基準になります。

ご自身の状況と照らし合わせて決めてくださいね。

電子定款の作り方とPDF署名の流れ

それでは、実際の作成手順を見ていきましょう。

大きく分けて「原案作成」→「PDF化」→「電子署名」の3ステップです。ここが一番の山場です。

1. 定款の原案を作成する(Word作成)

まずはWordなどのワープロソフトを使って、定款の文章を作成します。

商号(会社名)、目的、本店所在地、資本金の額、発起人の氏名・住所などの「絶対的記載事項」を漏れなく記入します。

インターネット上には多くの「定款雛形(テンプレート)」がありますので、それらをダウンロードして利用するのが効率的です。

ただし、事業目的などは「〇〇の販売」だけでなく、将来やるかもしれない事業も含めて自社の実情に合わせてカスタマイズしてください。

また、電子定款にする場合、定款の末尾に記載する日付や署名欄には「電磁的記録により作成し、電子署名を行う」といった文言を入れるのが通例です(押印欄は作りません)。

2. PDFに変換する

完成したWordファイルをPDF形式に変換します。この際、ただの「保存」ではなく、電子署名が付与できる形式で変換する必要があります。

Adobe Acrobatを使う場合は、Wordのアドイン機能から「Adobe PDFとして保存」を選択するのが最も確実です。

3. 電子署名を付与する(最重要!)

ここが電子定款作成のハイライトです。

法務省が提供している「PDF署名プラグイン」というソフトを使い、PDFファイルに対してマイナンバーカードを使って署名を行います。

具体的な手順は以下の通りです。

  1. パソコンにICカードリーダーを接続し、マイナンバーカードをセットします。
  2. Adobe Acrobatなどで定款PDFを開き、署名ツール(またはプラグインのメニュー)を選択します。
  3. 「署名」をクリックすると、パスワード入力を求められます。ここでマイナンバーカードの署名用パスワード(英数字6桁以上)を入力します。
  4. 処理が完了すると、PDF上に署名マークが表示されたり、署名パネルに「署名は有効です」と表示されたりします。

これで、ただのPDFファイルに「あなたのデジタル実印」が押された状態になりました。

この署名付きPDFファイルこそが、法的な効力を持つ「定款の原本」となります。

公証役場での認証予約と受け取り手順

電子署名付きのPDFができたら、次は公証役場での認証です(株式会社の場合)。

「電子なんだから全部ネットで終わるんでしょ?」と思いきや、実は「最後の受け取りだけはリアルで行く」必要があります。ここは勘違いしやすいポイントです。

1. オンライン申請システムから送信

法務省の「登記・供託オンライン申請システム」を利用して、作成した電子定款のデータを公証役場へ送信します。

このシステムを使うには、事前の利用者登録(ID取得)と専用ソフト「申請用総合ソフト」のインストールが必要です。

送信の際、どこの公証役場で認証を受けるかを選択します。

通常は、会社の本店所在地と同じ都道府県内にある公証役場ならどこでもOKです。送信と同時に、公証人との事前打ち合わせ(定款内容のチェック)をメールや電話で進めておきます。

いきなりデータを送りつけるのではなく、事前にWord版を送って添削を受けてから、本番のPDFを送るのがスムーズな流れです。

2. 公証役場へ出向く

送信後、公証人から「内容OKです、いつ来れますか?」という連絡が入ります。

ここで予約した日時に、以下のものを持って公証役場へ行きます。

  • 発起人の実印(個人のもの)
  • 発起人の印鑑証明書(発行3ヶ月以内)
  • 本人確認書類(運転免許証など)
  • 空のCD-RやUSBメモリ(認証済みデータを入れてもらうため)
  • 認証手数料などの現金(約4〜5万円)
  • (代理人が行く場合)委任状

3. 認証済みデータの受領

公証役場の窓口で本人確認を行い、目の前で手続きが進みます。最後に、持参したCD-RやUSBメモリに「公証人の署名が入った認証済みの電子定款データ」を入れて返却してもらいます。

また、同時に紙の謄本(同一情報の提供)も受け取ります。これで、定款認証のプロセスは完了です。

登記申請時の電子定款データの提出方法

定款の認証が終わったら(合同会社の場合は、作成と電子署名が終わったら)、いよいよ会社設立手続きの最終段階、法務局への設立登記申請です。

ここでも電子定款の扱い方がいくつかあり、自分のスキルレベルに合わせて選ぶことができます。

パターンA:全てオンラインで申請する(完全オンライン)

「登記・供託オンライン申請システム」を使って、登記申請書のデータと一緒に、先ほど公証役場から受け取った(または自分で作成した)電子定款のデータを添付して送信する方法です。

この方法の最大のメリットは、法務局へ行く必要が一切ないことです。

また、登録免許税の納付もネットバンキング(Pay-easy)で行えます。

ただし、登記申請用の専用ソフトの操作や、添付書類(就任承諾書など)のPDF化と署名付与など、さらに高度なITスキルが求められます。慣れていないとエラーとの戦いになることも多いため、上級者向けの方法と言えます。

パターンB:紙の申請書 + メディア提出(QRコード付き書面申請など)

実は、自力でやる方に一番おすすめなのがこの「ハイブリッド方式」です。

登記申請書や就任承諾書といった他の書類は、従来通り「紙」で作成して実印を押します。

そして、電子定款のデータが入ったCD-Rなどの磁気ディスクを、「別添」として一緒に法務局へ提出(持参または郵送)するのです。

この方法なら、オンライン申請システムのような複雑なソフト操作は不要です。

「定款だけ電子化」して印紙代4万円を節約しつつ、申請手続き自体はわかりやすい紙ベースで行うことができます。

法務局の窓口で相談しながら提出できる安心感もあり、ミスを防ぐ意味でも非常に現実的な選択肢です。

※なお、法務局によっては「QRコード付き書面申請」という、オンラインでデータを作りつつ提出は紙で行う方式を推奨している場合もあります。

管轄の法務局の案内を確認してみてください。

(出典:法務省『商業・法人登記のオンライン申請について』)

司法書士などの専門家に依頼する場合

ここまで読んでみて、「電子署名のソフトって何?」「エラーが出たらどうしよう…」「やっぱり機材を揃えるのが面倒だな」と感じた方も多いのではないでしょうか。

そんな時は、無理をせず専門家への依頼を検討するのも賢い経営判断です。

【専門家に依頼するメリット】

司法書士や行政書士は、業務として日常的に電子定款を扱っており、電子署名を行うための専用ソフトや環境を完備しています。

そのため、依頼者であるあなたは、印鑑証明書を用意して、定款の案(どんな会社にしたいか)を伝えるだけでOKです。

面倒な電子署名の設定、公証役場との打ち合わせ、法務局への申請手続きなど、これら全ての煩雑な作業を丸投げできます。

もちろん専門家への報酬(数万円〜)はかかりますが、ここで重要なのは「電子定款による4万円のコスト削減効果」です。

例えば、紙定款で自分でやる場合と比べて、専門家に頼んで電子定款にしてもらう場合、印紙代4万円が浮く分だけ、実質的な依頼コストが相殺されます。

報酬がもし5万円だったとしても、印紙代4万円が不要になるので、実質的な追加負担はたったの1万円で済む計算になります(※あくまで簡易的な試算です)。

「たった1〜2万円の差額で、数日間の作業時間とストレスを買うことができる」と考えれば、タイムパフォーマンス(タイパ)重視の現代において、非常に合理的な選択肢と言えるのではないでしょうか。

電子定款で会社設立を行うまとめ

電子定款は、現代の会社設立において必須とも言えるスタンダードな手法になりました。

紙の定款と比べて4万円の節約ができるというメリットは、創業期のキャッシュフローにおいてあまりにも強力です。特に合同会社においては、設立費用を劇的に下げる鍵となります。

しかし、それを「自分ひとりでやる」となると、ICカードリーダーの準備やPDF署名の設定など、一定以上のITリテラシーと根気強さが求められる場面が多々あります。

「安くなるから」という理由だけで安易に飛びつくと、機材トラブルや申請ミスでかえって時間を浪費してしまうリスクもあります。

もしあなたが、パソコン操作が得意で、新しいテクノロジーに触れるのが好き、そして「自分の会社のルールブックを自分の手で作り上げたい」という熱意をお持ちなら、ぜひご自身で電子定款作成にトライしてみてください。

その苦労して手続きを乗り越えた経験は、経営者としての自信に繋がるはずです。

逆に、本業の準備(商品開発や営業活動など)で忙しく、手続きごときに時間を取られたくない方は、迷わず電子定款に対応した会社設立サービスを利用するか、司法書士などの専門家に依頼することをおすすめします。

「餅は餅屋」に任せて、あなたは社長として本来やるべき仕事に集中する。それもまた、立派な経営判断です。

どちらの方法を選んでも、電子定款の恩恵を最大限に受けて、賢くお得に、そして晴れやかな気持ちで会社設立のスタートを切ってくださいね!あなたの新会社が大きく飛躍することを、心から応援しています。

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